NAP情報とは?店舗名・住所・電話番号を統一すべき理由

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NAP情報とは?
店舗名・住所・電話番号を統一すべき理由

NAP情報とは、店舗名・会社名を表すName、 住所を表すAddress、電話番号を表すPhoneの頭文字を取った呼び方です。 ホームページ、Googleビジネスプロフィール、SNS、 地図サービス、予約サイト、業界ポータルなどに掲載される 店舗情報の基本部分を指します。 これらに古い住所、別の電話番号、以前の屋号が混ざると、 お客様がどの情報を信じればよいか迷い、 電話や来店の機会を失う可能性があります。 本記事では、NAP情報を統一する意味、 住所表記の小さな違いと修正すべき不一致の見分け方、 Web上の掲載先を調査する方法、 移転・名称変更・電話番号変更時の修正順序、 継続的に管理するチェックリストを解説します。

店舗名・会社名 住所 電話番号 ローカルSEO
NAPとは Name・Address・
Phone

店舗名・住所・電話番号をまとめた、地域ビジネスの基本情報です。

統一する目的 顧客の迷いと
古い情報を減らす

電話・来店・予約時の間違いを防ぎ、検索や地図上で正確な事業情報を伝えます。

優先して直すもの 実質的な矛盾を
先に修正

旧住所、解約済み電話、実在しない名称など、利用者の行動を誤らせる違いから直します。

SECTION 01

NAP情報は 店舗を識別し連絡するための基本情報

店舗名・住所・電話番号を中心に、営業時間や公式サイトも一緒に管理します。

NAP 名称・住所・
電話番号

NAPは、Name、Address、Phoneの頭文字です。 Nameは実際に使用している店舗名・会社名・屋号、 Addressはお客様が訪問できる住所または事業拠点、 Phoneはその事業へ直接つながる電話番号を表します。

Googleビジネスプロフィールでは、 実世界の看板、印刷物、ブランド表示などで 一貫して使用している名称を登録することが求められています。 住所やサービス提供地域も、実態に合わせて正確かつ具体的に登録する必要があります。

実務では、NAPだけを切り離さず、 営業時間、定休日、公式ホームページURL、 予約URL、メール、カテゴリなども一緒に管理すると安全です。 これらも古いままだと、お客様の来店・電話・予約を妨げるためです。

項目
基準となる情報
よくある問題
Name
実際の看板・公式ブランドで使う名称
地域名やサービス名を検索対策目的で追加し、実屋号と異なる状態になります。
Address
お客様が訪問する正確な所在地
移転前住所、部屋番号の欠落、地図ピンのずれが残ります。
Phone
店舗・事業へ直接つながる主要番号
解約済み番号、支店違い、担当者個人の古い番号が混ざります。
関連情報
営業時間・URL・予約先・カテゴリ
NAPは合っていても、定休日や予約ページが古いケースがあります。
NAPは法律やGoogle公式機能の名称ではなく、 ローカルSEOや店舗情報管理の実務で使われる略語です。 「NAPをそろえれば必ず順位が上がる」という単純な施策ではなく、 正確で信頼できる事業情報を維持するための基本管理として考えましょう。
SECTION 02

正確な情報は 顧客の行動とローカル検索の土台になる

統一の最大の目的は、ユーザーが迷わず店舗を見つけ、連絡できる状態を作ることです。

01
電話の取りこぼしを防ぐ

ポータルサイトに解約済み番号が残ると、 電話がつながらず、予約や問い合わせを失う可能性があります。

02
誤った場所への来店を防ぐ

旧住所や地図ピンのずれが残ると、 お客様が移転前の店舗へ向かう恐れがあります。

03
同一店舗だと判断しやすくする

公式サイト、地図、SNSで名称が大きく違うと、 別会社・別店舗ではないかと利用者が迷います。

04
Googleへ正確な情報を示す

Googleは、事業者が登録した情報だけでなく、 公式サイトなど公開Web情報や第三者データも利用して ビジネス情報を構成します。

05
検索・地図の修正を減らす

古い情報が各所に残ると、 ユーザーから編集提案が入り、 プロフィール情報が意図せず変わる場合があります。

06
運用担当者の判断を統一する

正規表記を決めておけば、 新しいSNS、広告、資料、ポータル登録時に迷いません。

不一致
顧客への影響
運用・検索上の影響
店舗名が異なる
同じ事業か判断しづらい
ブランド統合、名称変更、重複プロフィールの確認が難しくなります。
住所が異なる
移転前住所へ向かう
地図位置や地域情報の正確性を確認しにくくなります。
電話番号が異なる
連絡不能・別支店へ接続
主要な連絡先をGoogleや利用者が判断しづらくなります。
営業時間が異なる
休業日に来店・営業時間外に電話
情報更新の遅れや、ユーザーからの修正提案につながります。
Googleは、ビジネス情報が充実し、正確で最新であるほど、 関連するローカル検索結果に表示される可能性が高いと案内しています。 ただし、NAP統一だけで順位が決まるわけではありません。 ローカル検索は関連性、距離、知名度など複数の要因で判断されます。
SECTION 03

記号や省略の違いより 別の場所・番号・名称に見える矛盾を優先して直す

すべてを機械的に一文字単位でそろえるのではなく、誤解につながる差を判断します。

MINOR VARIATION 軽微な表記ゆれ
意味が同じ

「1丁目2番3号」と「1-2-3」、 電話番号のハイフン有無など、 同じ情報だと明確に分かる違いです。

管理しやすさのため正規表記へ寄せますが、旧住所や別番号ほど緊急性は高くありません。
IMPORTANT MISMATCH 重要な不一致
行動を誤らせる

移転前住所、解約済み番号、 旧屋号、支店違い、部屋番号欠落など、 別の場所・事業へつながる可能性がある違いです。

電話・来店・予約へ直接影響するため、優先して修正します。
POLICY ISSUE ガイドライン違反の表記
実名称と異なる

実際の屋号にない地域名・商品名・キャッチコピーを Googleビジネスプロフィールの名称へ追加するケースです。

ほかの媒体を不自然な名称へ合わせず、プロフィールを実際の名称へ戻します。
違いの例
優先度
判断
株式会社〇〇/(株)〇〇
低〜中
同一法人と分かりますが、顧客向けブランド名と法人名の使い分けを決めます。
仙台市青葉区1-2-3/1丁目2番3号
同じ住所なら正規表記へ寄せつつ、建物名・部屋番号の欠落を確認します。
022-000-0000/022-111-1111
どちらが主要番号かを確認し、古い番号・別支店番号を修正します。
旧住所/現住所
最優先
地図、ポータル、SNS、公式サイトを早急に現住所へ更新します。
正式屋号/地域名入りSEO名称
実世界で使用する正式名称へ統一し、説明文やページ本文で地域・サービスを伝えます。
小さな表記差が検索エンジンに必ず別店舗と判断されるとは限りません。 ただし、社内で基準を決めておくと、 修正漏れや新しい媒体での入力ミスを減らせます。 まずは顧客の行動を誤らせる不一致を直し、その後に表記を整えましょう。
SECTION 04

公式サイトだけでなく 検索・地図・SNS・ポータルを横断して調べる

管理している媒体と、過去に登録したまま忘れている媒体を分けて確認します。

01
店舗名・会社名で検索する

正式名称、旧名称、略称、 代表者名との組み合わせで検索し、掲載先を一覧化します。

名称
02
電話番号で検索する

現在の番号と以前の番号を引用符付きなどで検索し、 古いポータル・求人・PDF・SNS投稿を探します。

電話
03
現住所と旧住所で検索する

建物名あり・なし、丁目表記・ハイフン表記で確認し、 移転前情報が残るページを見つけます。

住所
04
Google検索とGoogleマップを確認する

オーナー管理中のプロフィール、 重複候補、地図ピン、住所、電話、 営業時間、公式サイトリンクを確認します。

地図
05
SNS・予約・業界ポータルを確認する

Instagram、Facebook、X、LINE、 予約サイト、グルメ・美容・求人・業界サイトを確認します。

外部
06
修正権限と問い合わせ先を記録する

自社で編集できるか、運営会社への申請が必要か、 ログイン情報が不明かを一覧へ記録します。

管理
確認先
主な確認項目
修正方法
公式ホームページ
ヘッダー、フッター、会社概要、アクセス、構造化データ
テーマ設定、固定ページ、テンプレート、JSON-LDを確認します。
Googleビジネスプロフィール
名称、住所、電話、地図ピン、URL、営業時間
オーナー確認済みアカウントで編集し、審査状態を確認します。
SNS
プロフィール欄、リンク、固定投稿、過去の案内
プロフィールを優先し、誤解を生む固定投稿・ハイライトも更新します。
予約・ポータルサイト
店舗ページ、予約先、電話、移転表示
管理画面または運営会社へ修正申請し、完了日を記録します。
PDF・求人・プレスリリース
ダウンロード資料、募集情報、過去記事
差し替え可能なら更新し、変更できない場合は新情報への案内を追加します。
Googleは、ビジネスプロフィール情報を、 事業者の入力だけでなく、公式サイトなどの公開Web情報、 第三者提供データ、ユーザーからの投稿など複数の情報源から構成します。 そのため、プロフィールだけ直して終わらず、 公式サイトと主要な外部掲載先も更新することが重要です。
SECTION 05

正規表記を一つ決め 全担当者が同じ情報を使えるようにする

変更時に一か所を書き換えれば終わる、店舗情報マスターを作ります。

01
顧客向けの正式名称を決める

法人名、店舗名、ブランド名のうち、 看板・公式サイト・電話応対で使う名称を明確にします。

名称
02
住所を郵便物・地図で確認する

郵便番号、都道府県、市区町村、 番地、建物名、部屋番号まで正確に記録します。

住所
03
主要電話番号を一つ決める

お客様が通常連絡する番号を主番号にし、 支店、予約専用、フリーダイヤルの役割を分けます。

電話
04
関連情報も同じ台帳へ入れる

営業時間、定休日、臨時休業、 URL、予約先、カテゴリ、SNSアカウントも記録します。

関連
05
掲載先と管理者を紐づける

各媒体のURL、ログイン担当、 更新権限、最終確認日を一覧化します。

権限
06
変更ルールを文書化する

誰が変更を承認し、 どの掲載先を、何日までに更新するかを決めます。

運用
マスター項目
入力例
備考
正式店舗名
〇〇整体院
検索キーワードを付け足さず、実際に使用する名称を記録します。
法人名
株式会社〇〇
契約・会社概要で使う名称と、顧客向け店舗名を分けます。
正式住所
〒000-0000 宮城県〇〇市… 建物名101
建物名と部屋番号を省略してよい媒体・必要な媒体を決めます。
主電話番号
022-000-0000
Google、ホームページ、名刺で優先して使う番号を決めます。
公式URL
https://example.jp/
http・https、www有無、旧ドメインを確認します。
最終更新日
2026年7月30日
誰が確認したか、次回確認日も記録します。
ホームページでは、見える会社概要・アクセス情報だけでなく、 LocalBusiness構造化データに名称、住所、電話番号などを記載している場合があります。 画面上の情報を変更した際は、構造化データにも旧情報が残っていないか確認しましょう。
SECTION 06

移転・名称変更・電話変更は 公式情報から順番に修正する

変更日と公開日を決め、旧情報が残る期間をできるだけ短くします。

01
変更内容と適用日を確定する

新名称、新住所、新電話番号、 営業開始日、旧番号の転送期間を決めます。

確定
02
ホームページを更新する

会社概要、アクセス、フッター、 問い合わせ、構造化データ、PDF、プライバシーポリシーを確認します。

公式
03
Googleビジネスプロフィールを変更する

名称、住所、地図ピン、電話、営業時間、 公式URLを変更し、審査状態を確認します。

Google
04
主要SNS・予約サイトを更新する

プロフィール、固定投稿、予約ページ、 自動返信、リンク集、広告情報を修正します。

主要
05
ポータル・求人・業界サイトへ申請する

自社で変更できない媒体は、 運営会社へ証明資料とともに修正を依頼します。

外部
06
旧情報を再検索して確認する

変更後も旧名称・旧住所・旧電話番号で検索し、 残存ページを定期的に修正します。

追跡
変更
追加対応
注意点
移転
地図ピン・アクセス写真・経路・駐車場を更新
旧店舗を新規プロフィールとして残さず、既存プロフィールを正しく変更します。
名称変更
看板・サイト・SNS・電話応対も統一
大幅な変更では再確認を求められる場合があります。
電話番号変更
旧番号の転送・音声案内を検討
コール計測番号を使う場合も、主要番号との関係を管理します。
Webサイト変更
旧URLから新URLへ転送
Googleプロフィール、SNS、広告、QRコードも新URLへ変更します。
Googleビジネスプロフィールの編集内容は審査され、 通常は短時間で反映されますが、場合によっては長期間保留になることがあります。 変更後は保存しただけで終わらせず、 「承認済み・保留中・未承認」の状態と実際の公開表示を確認してください。
SECTION 07

正規表記・掲載先・更新履歴を管理し 古い情報の再発を防ぐ

一度統一して終わりではなく、新規媒体への登録と事業変更のたびに確認します。

01
店舗情報マスターを一元管理する

名称、住所、電話、営業時間、 URL、カテゴリ、担当者を一つの台帳へまとめます。

基準
02
掲載先リストを作る

ホームページ、Google、SNS、予約、 求人、ポータル、広告、印刷物を一覧化します。

媒体
03
新規登録時はマスターから転記する

担当者の記憶や検索結果からコピーせず、 最新の正規情報を使用します。

登録
04
四半期または半年ごとに検索する

店舗名、電話、住所、旧情報で検索し、 古い掲載や第三者編集がないか確認します。

点検
05
変更時は一斉更新タスクを作る

一媒体ずつ思い出して直すのではなく、 掲載先リストを使って担当と期限を設定します。

変更
06
修正結果と未完了媒体を記録する

申請日、反映日、問い合わせ番号、 再確認日を残し、未修正を放置しません。

履歴
実際に使用している正式店舗名を決めた
法人名と店舗ブランド名の使い分けを決めた
郵便番号から部屋番号まで正確に記録した
顧客向けの主要電話番号を決めた
営業時間・定休日・公式URLも台帳へ入れた
ホームページの全ページを確認した
構造化データに旧情報が残っていない
Googleビジネスプロフィールを確認した
Googleマップの地図ピンを確認した
SNSのプロフィール・固定投稿を確認した
予約サイト・業界ポータルを確認した
求人・広告・PDF・プレス記事を確認した
旧名称・旧住所・旧電話でも検索した
掲載先ごとの管理担当を決めた
変更時の更新順序と期限を決めた
最終確認日と次回点検日を記録した
NAP情報の管理は、SEOだけを目的とする作業ではありません。 お客様が正しい場所へ到着し、正しい番号へ連絡し、 公式の事業だと安心して判断できる環境を整える作業です。 正確なGoogleビジネスプロフィールとホームページを中心に、 Web全体の店舗情報を継続して管理しましょう。
LOCAL INFORMATION MANAGEMENT

検索・地図・SNS・ホームページの情報を 一つの店舗情報へそろえる

正確な情報を中心に、ローカルSEOと公開後の運用体制を整えましょう。

NAP管理の基本 発見から来店まで
4段階
基準・調査・修正・点検

合わせて整えたい内容

  • Googleビジネスプロフィールの基本設定
  • 店舗名・住所・電話番号
  • 営業時間・臨時営業・休業日
  • ホームページの会社概要・アクセス
  • LocalBusiness構造化データ
  • SNS・予約・業界ポータル
  • 移転・名称変更時の更新手順
  • 公開後の定期点検と修正履歴

※NAP情報の統一によって、 検索順位、表示回数、来店数、問い合わせ数が 必ず向上することを保証するものではありません。 顧客に正確な情報を届けることを第一に、継続的に更新してください。

ローカルSEOの基本を見る →
一文字の違いに振り回されず
顧客を迷わせる矛盾から直そう

NAP情報は、店舗名・住所・電話番号を表す基本情報です。 まず正規表記を決め、公式ホームページとGoogleビジネスプロフィールを中心に、 SNS、地図、予約、ポータルの古い情報を修正します。 軽微な表記差より、旧住所・解約済み番号・旧屋号など、 来店や問い合わせを誤らせる不一致を優先しましょう。

店舗情報とローカル検索について

本記事は、2026年7月時点で公開されている GoogleビジネスプロフィールおよびGoogle検索の公式情報を参考に作成しています。 管理画面、審査方法、構造化データの仕様は変更される場合があります。 最新の公式情報と実際の公開表示を確認しながら管理してください。