ホームページが表示されないときの原因と確認手順

Web運用・保守
WEBSITE DOWNTIME TROUBLESHOOTING

ホームページが表示されないときの
原因と確認手順

ホームページが突然表示されなくなったときは、 WordPressやサーバーの設定をすぐ変更するのではなく、 自分の端末だけで起きているのか、 サイト全体で起きているのかを最初に切り分けます。 その後、ドメインとDNS、SSL証明書、サーバー障害、 WordPressの致命的エラー、契約期限、 不正アクセスの可能性を順番に確認しましょう。 症状とエラー表示を記録しながら進める方法を解説します。

端末・回線 ドメイン・DNS サーバー・SSL WordPress
最初の確認 他の端末・回線でも
表示されないか

自分のブラウザーだけの問題か、サイト全体の停止かを切り分けます。

原因の特定 エラー文・時刻・
直前の変更を記録

DNS、SSL、500系、WordPressなど、表示された症状から確認先を絞ります。

復旧対応 バックアップ確保後に
一つずつ変更

原因不明のまま更新・削除・初期化を重ねず、作業記録を残します。

SECTION 01

ホームページが表示されないときは 影響範囲とエラー表示から確認します

焦って設定を変更する前に、現在の状態を証拠として残しましょう。

FIRST STEP 範囲・症状・
発生時刻を確認

最初に、パソコンとスマートフォン、 Wi-Fiと携帯回線、通常画面とシークレット画面など、 条件を変えて同じURLへアクセスします。

一つの端末・回線だけで表示されない場合は、 ブラウザーのキャッシュ、拡張機能、DNSキャッシュ、 セキュリティソフト、社内ネットワークなどの影響が考えられます。

複数の端末・回線で表示されない場合は、 表示されたエラー文、URL、発生時刻、 最後に正常表示を確認した時刻、直前に行った変更を記録します。 スクリーンショットも残してから、ドメイン・サーバー・WordPressを確認しましょう。

サイトが停止している間は、GoogleビジネスプロフィールやSNSなどで 電話・メール・予約の代替手段を案内し、 顧客が連絡できない状態を減らします。
SECTION 02

表示された症状・エラーコードから 確認する場所を絞ります

同じ「表示されない」でも、DNSエラーとWordPressエラーでは対応先が異なります。

症状・表示
考えられる原因
最初の確認先
サーバーが見つからない・名前解決できない
DNS、ネームサーバー、ドメイン停止、入力したURLの誤り
ドメイン契約、DNS設定、管理会社の障害情報
接続がタイムアウトする
サーバー停止、回線障害、ファイアウォール、過負荷
別回線、サーバー稼働状況、ホスティング会社
証明書・安全な接続のエラー
SSL証明書の期限切れ、対象ドメイン違い、DNS変更
証明書情報、SSL設定、自動更新、wwwの有無
403 Forbidden
アクセス制限、ファイル権限、WAF、IP制限
サーバー設定、セキュリティ機能、アクセスログ
404 Not Found
URL変更、ページ削除、パーマリンク、転送漏れ
トップページの表示、該当URL、リダイレクト設定
500 Internal Server Error
サーバー内部、PHP、設定ファイル、プラグイン、テーマ
エラーログ、直前の変更、WordPress・PHP設定
502 Bad Gateway
プロキシ・CDNと上流サーバー間の応答異常
CDN、サーバー、PHP処理、ホスティング会社の障害情報
503 Service Unavailable
一時的な過負荷、保守、リソース不足、サービス停止
サーバー稼働状況、アクセス急増、メンテナンス状態
重大なエラーが発生しました
WordPressのプラグイン、テーマ、独自コード、PHP互換性
管理者メール、リカバリーモード、PHPエラーログ
不審なページ・警告・勝手な転送
改ざん、マルウェア、DNS変更、管理アカウント侵害
公開停止の検討、ログ保全、パスワード変更、専門調査
HTTPの500〜599はサーバー側のエラーを示す分類です。 500は予期しない内部エラー、502はゲートウェイが上流から不正な応答を受けた状態、 503はサーバーが一時的に処理できない状態を示します。
SECTION 03

ホームページが表示されない 主な8つの原因

サイト本体以外に、契約・DNS・回線・証明書も表示へ関係します。

01
端末・ブラウザー・回線

キャッシュ、拡張機能、VPN、 DNSキャッシュ、社内ネットワーク、一時的な通信障害が影響します。

02
ドメインの契約・登録情報

更新失敗、支払いエラー、登録者メールの未確認、 ドメイン停止・廃止などにより利用できなくなる場合があります。

03
DNS・ネームサーバー

A・AAAA・CNAME、ネームサーバー、 CDN設定などが現在のサーバーと一致していない可能性があります。

04
SSL証明書

証明書の期限切れ、自動更新失敗、 対象ドメイン不一致によりブラウザーが接続を止める場合があります。

05
サーバー・ホスティング障害

メンテナンス、障害、ディスク容量、 メモリ・CPU不足、アクセス集中、契約停止などが考えられます。

06
WordPress・PHPの不具合

プラグイン、テーマ、独自コード、 WordPress・PHP更新の互換性問題で致命的エラーが発生する場合があります。

07
設定・ファイルの誤変更

.htaccess、wp-config.php、パーマリンク、 ファイル権限、リダイレクトなどの変更が表示を妨げます。

08
改ざん・不正アクセス

不審なコード、管理者追加、DNS変更、 マルウェア、外部への転送によってサイトが正常に表示されない場合があります。

ドメインやサーバーの期限切れは、サイトだけでなく 独自ドメインメールにも影響する場合があります。 更新日、支払方法、登録メールが現在も有効か確認しましょう。
SECTION 04

原因を切り分ける 10の確認手順

簡単で影響の少ない確認から始め、サーバー変更や復元は後に行います。

01
正しいURLとエラー表示を記録する

URL、画面の全文、エラーコード、 発生時刻、最後に正常だった時刻を記録します。

状態保存
02
別の端末・ブラウザー・回線で試す

スマートフォンの携帯回線、シークレット画面などで確認し、 自分の環境だけの問題か分けます。

端末確認
03
ドメインとサーバーの契約状態を確認する

契約期限、決済、登録メール確認、 サービス停止通知、容量超過を管理画面で確認します。

契約確認
04
提供会社の障害・メンテナンス情報を見る

サーバー、ドメイン、CDN、DNS、 外部フォームなどの公式ステータスを確認します。

外部障害
05
DNSとSSL証明書を確認する

ネームサーバー、A・AAAA・CNAME、 証明書の対象・期限・自動更新を確認します。

接続設定
06
サーバー管理画面とログを確認する

CPU、メモリ、ディスク、アクセス数、 HTTP・PHP・Webサーバーのエラーログを確認します。

サーバー
07
直前の変更とWordPressの状態を確認する

更新したプラグイン・テーマ・PHP、 編集したコード、設定変更を時刻と照合します。

CMS確認
08
バックアップと復元可能性を確認する

ファイルとデータベースの取得日、 保存先、正常だった時点、復元手順を確認します。

復旧準備
09
原因に合う最小限の修正を行う

問題のプラグイン停止、契約更新、 SSL再設定など、確認できた原因だけを修正します。

修正
10
表示・フォーム・メール・検索を再確認する

PC・スマートフォン、主要ページ、 問い合わせ、独自メール、Search Consoleを確認します。

復旧確認
DNS・ネットワークエラーや5xxエラーが続くと、 Googleのクローラーもページへアクセスできません。 長期間サーバーエラーが続くURLは検索インデックスへ影響する可能性があるため、 復旧後はSearch Consoleでも重要URLを確認しましょう。
SECTION 05

WordPressの重大なエラーは リカバリーモードとログから確認します

プラグインを無作為に削除せず、管理者メールと直前の変更を確認します。

RECOVERY MODE リカバリーモード
致命的なPHPエラー

WordPressが致命的エラーを検出すると、 管理者メールへ原因の手がかりと特別なログインリンクを送る場合があります。

メールが届かない場合は、管理者メールの設定と迷惑メールも確認します。
PLUGIN / THEME プラグイン・テーマ
更新・互換性

更新直後の不具合、PHPバージョンとの不一致、 独自コードのエラーをログと変更履歴から確認します。

停止前にバックアップを取り、復旧後に原因となった機能を更新・交換します。
SERVER LOG PHP・サーバーログ
エラー発生箇所

発生時刻付近のエラーを確認し、 ファイル名、プラグイン名、メモリ不足などの手がかりを探します。

公開画面へ詳細なエラーを表示したままにせず、安全なログで確認します。
確認項目
見る内容
注意点
管理者メール
リカバリーモードの案内、エラー詳細、対象プラグイン
メール内のリンクを第三者へ不用意に共有しない
最近の更新
WordPress、テーマ、プラグイン、PHP、独自コード
複数を同時に戻す前に、原因と時刻を照合する
メンテナンス表示
更新処理の中断、一時ファイル、処理待ち
更新中にブラウザーを閉じた、処理が止まった場合に確認
メモリ・容量
PHPメモリ、ディスク容量、データベース容量
上限値だけを無計画に増やさず、原因となる処理も確認
キャッシュ・CDN
古いエラーページ、接続先、キャッシュ削除
元サーバーの復旧前にキャッシュだけで判断しない
WordPressのリカバリーモードは、 致命的なPHPエラーを起こしたプラグインやテーマを 管理者のセッション内で一時停止し、 管理画面へ入って原因を確認するための機能です。
SECTION 06

復旧作業はデータを保全し 原因と対応結果を記録して進めます

問い合わせ時に必要な情報をまとめると、サーバー会社や制作会社が調査しやすくなります。

伝える情報
具体的な内容
理由
対象URL
トップだけか、管理画面・一部ページ・サイト全体か
DNS・サーバー全体と、特定ページの問題を分ける
エラー内容
画面の全文、HTTPコード、スクリーンショット
500・502・503・SSL・DNSなどの確認先を絞る
発生時刻
最初に気づいた時刻、最後に正常だった時刻
サーバー・PHP・アクセスログと照合する
影響範囲
複数端末・回線で再現するか、メールも止まっているか
自分の環境、ドメイン、サーバーを切り分ける
直前の変更
更新、DNS、SSL、コード、契約、移転、権限変更
障害の開始と変更内容の関連を確認する
実施済み作業
再起動、キャッシュ削除、停止、復元、設定変更
同じ作業の重複と、追加悪化を防ぐ
バックアップ
取得日、保存先、ファイル・データベース、復元履歴
安全に元へ戻せる範囲を判断する
原因不明のまま初期化する

ログや改ざんの証拠、復旧に必要なデータを失う可能性があります。

複数の設定を同時に変更する

どの変更で復旧・悪化したか分からなくなり、元へ戻しにくくなります。

古いバックアップを無条件で上書きする

最新の問い合わせ、記事、注文、顧客データを失う場合があります。

改ざんの可能性を通常障害として直す

不審な管理者やコードが残り、復旧後に再び改ざんされる危険があります。

不審な転送、見覚えのない管理者、検索結果の改変、 マルウェア警告がある場合は、 通常のWordPress不具合と分けて対応します。 ログと現状データを保全し、必要に応じて公開停止と専門調査を行いましょう。
DOWNTIME CHECK

サイトが表示されないときに 確認したい32項目

復旧後は、原因と再発防止策を運用記録へ残します。

正しいURLを確認した
エラー画面をスクリーンショット保存した
発生時刻と最後の正常時刻を記録した
別ブラウザーで確認した
シークレット画面で確認した
別端末で確認した
Wi-Fiと携帯回線の両方で確認した
ドメインの更新期限を確認した
ドメインの支払い・登録メールを確認した
サーバー契約と支払いを確認した
サーバーの障害情報を確認した
ネームサーバーを確認した
A・AAAA・CNAMEを確認した
SSL証明書の期限と対象を確認した
HTTPエラーコードを確認した
サーバー容量を確認した
CPU・メモリ・アクセス急増を確認した
Webサーバー・PHPのログを確認した
直前のWordPress更新を確認した
直前のPHP変更を確認した
管理者メールの重大なエラー通知を確認した
リカバリーモードを確認した
プラグイン・テーマの変更履歴を確認した
.htaccess・wp-config.phpの変更を確認した
キャッシュ・CDNの状態を確認した
完全バックアップの取得日を確認した
復元前に現在のデータを保存した
不審な管理者・転送・ファイルを確認した
修正内容を一つずつ記録した
復旧後にフォームを送信した
独自ドメインメールを確認した
原因と再発防止策を記録した
復旧後すぐに「直った」と判断せず、 数時間から数日はエラーログ、サーバー負荷、 フォーム、メール、Search Consoleを確認し、 同じ症状が再発していないか見ましょう。
MORINOMIYAKO PLAN

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杜の都Webサービスでは、ホームページ制作に加え、 ドメイン・サーバーの基本管理、WordPress更新、 バックアップ、軽微な修正、表示不具合の一次確認まで継続対応します。

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公開後に確認する主な内容

  • ドメイン・サーバーの基本管理
  • SSL証明書の基本確認
  • WordPressの更新管理
  • 定期バックアップ
  • 主要ページの表示確認
  • 問い合わせフォームの基本確認
  • 月2回までの軽微な更新
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エラー画面と発生時刻を記録し、 影響の小さい確認から順番に進めることで、 復旧に必要なデータや手がかりを失う危険を減らします。

DNS・HTTPエラー・WordPress障害・ドメイン期限について

本記事は、2026年7月時点のGoogle、 WordPress、MDNおよびJPRSの公式情報を参考に作成しています。 実際の管理画面、ログ、復旧方法は、 サーバー会社、WordPress構成、ドメインの種類によって異なります。